パワーかフォースか
あなたの行動を動かしているのは「フォース」でしょうか?
それとも「パワー」でしょうか?
デヴィッド・R・ホーキンズ博士の名著『パワーか、フォースか』は、心理学・哲学・神秘学を横断しながら、人間の「意識」を科学的に分析した革新的な一冊です。世界29言語に翻訳され、スピリチュアルの枠を超えて、リーダーシップや経営、教育の分野でも高く評価されています。
本書の特徴のひとつが、筋反射テストという方法を通して、意識の状態を客観的に測定できると示した点です。ペンデュラムも、同じ原理を応用したツールだといえるでしょう。
私たちは答えを求めるとき、知らず知らずのうちに力を入れてしまいがちです。
考えを整理し、間違えないように注意し、正解に近づこうとします。
その姿勢は一見、真面目で誠実ですが、内側では、「外さないように」「失敗しないように」という緊張が生まれています。
この緊張の中で動いているとき、私たちは気づかないうちに、フォースを使っています。
フォースは、恐れや不安、
正しさやプライドから生まれます。
「間違えたくない」
「ちゃんとしていたい」
「正しく評価されたい」
そうした思い自体が悪いわけではありません。
けれどフォースが強くなるほど、内側は固まり、感覚は次第に鈍くなっていきます。
一方、パワーはまったく性質が異なります。
何かを証明しようとせず、無理に動かそうともせず、ただ今の自分に正直でいる状態です。
そこには、焦りや、勝ち負けの感覚はありません。
それでも不思議なほどスムーズに物事は動いていきます。
直感は、このパワーの状態でしか働きません。
フォースの中では、答えは考えすぎに変わり、直感は雑音に埋もれます。
力を抜き、「こうでなければ」という思いを、いったん横に置いたとき、直感は自然に前に出てきます。
ペンデュラムも同じです。
特別な力で答えを生み出しているわけではありません。
未来を当てたり、正解を教えたりしているのではありません。
フォースが強いと、揺れは迷い、期待や思惑が混ざります。
人生を動かしているのは、努力量でも正しさでもなく、意識の状態だということを、ペンデュラムはとても静かに映し出します。
このあとペンデュラムを手に取るとき、答えを求める前に、自分の内側に余計な力が入っていないか感じてみてください。



